というお母さんのお話をお聴きします。
今日子どもを叩いてしまった
これって虐待ですか?ずっと我慢してきたのに。
これから子どもが育ったらもっとやるかもしれない
どんどんエスカレートしそうで怖いんですと
泣いているお母さんに
なぜそう思うのかをお聴きします
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1. なぜそう思うんですか
2. 反論のおまじない
3. 小さな成功体験をつかむ
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1. なぜそう思うんですか
①事実と
②認知(受け取り方)と
③感情
①事実は子どもを叩いたこと
③感情は怖い、
②真ん中の認知はなんだろう。
親に叩かれてきたんです。
子どもの頃すごく怖かったし嫌だった
だから自分の子どもにはしたくないって
ずっと思ってたのに
我慢してきたのに。
②親と同じになってしまうかもしれないという
認知です。
認知を変えるとき
反論というおまじないがあります
①なぜそう思うの?
②それって逆じゃない?
と考えるのです。
①なぜそう思うの
だって親にやられてきたから同じことをやってしまう気がするんです
②それって逆じゃない?
親にやられてきたから、だから同じことをやらないと思う。
いやいや、
そう思ってきたけど今叩いちゃったから
不安になってエスカレートしちゃうって、
怖くなってるんですけど。
2. 反論のおまじない
そうよねえ。
その事実を認めたうえで反論のおまじないをかけます
今日叩いた。
でも
親にやられてきたから同じことをやらない。
もう一回言います。
今日叩いた。
でも
親にやられてきたから同じことをやらない。
「親にやられてきたから同じことをやらない
を1回たたいたあとで思うから
強固にできる。
先日こんなことをきいて驚きました
歯を磨こうね
というより
虫歯にならないように、歯を磨こうね
といったほうが虫歯になる率が高いという
虫歯になる率が高いんですよ。
イメージするとそれが
より現実に近くなってしまう
同じことをやってしまう
というイメージがそれを現実に近づけてしまう。
反論のおまじない
①なぜそう思うの?
②それって逆じゃない?
そう簡単に思えるかって?
できなくてもいいのです。
とりあえずそう考えるくせを付けること。
そのうちそうかなと思えるようになります。
3. 小さな成功体験をつかむ
1回じゃ無理。
何度も何度もトライする。
効果はいつも完全でなくていいのです。
大切なのはそう考えてしまう自分
認知がそうなってしまう自分に気づくこと
そしてそれを変えることができるはずと
思えること
ちょっと思えたら
そして何かの時にちょっとできたら
小さな成功体験をつかむことができたら
それを蓄積すること
できるときもある
できないこともある
でも大枠は自分をコントロールできるという事に気付くづくこと
次はどうやってかわそうと対策を考えられること
不安や恐怖にとりこまれないで
自分が主体になれる実感を増やしていくこと。
かなと思います。
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