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虐待をやめる 子どもの顔を観察する

自分の状態を客観的に観察する、事と同時に子どもの顔(表情)を観察することで貴重な情報が得られると思います。
泣く、暴れる、反抗する、口答えする、その時の子どもの顔を観察し、気持ちを想像する余裕が持てれば。

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1.子どもの言う内容にフォーカスしない
2.顔に気持ちが表れる
3.子どもの気持ちを言語化する
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1.子どもの言う内容にフォーカスしない
人間関係だれとでもですが、怒っている時、キレている時人が話す内容は結構めちゃくちゃです。
ご自分も怒っているときに理路整然と怒れるでしょうか。
子どもの言う内容が自分の痛いところだったらなおさら、その言葉にフォーカスして、より自分の感情をエスカレートさせていはいけません

子どもは所詮子どもで、言う内容や言葉遣いが大人と同じだからといって脳は大人と同じようにはたらいていません。
特に思春期は前頭葉がまだ大人の7割くらいしかできていず、まわりの状況から情報を取り込んで言葉にアウトプットすることができていません。
まして10歳前の子どもならなおさら現実を理解したり、予測して判断することをせず、自分を中心にした言葉しか発することが出来ないのです。
脳が未発達なのです。

しかし論理的に考える能力より先に、人間は感情の脳が出来上がるのです。



2.顔に気持ちが表れる
子どもの顔を見ててみたら、そこには怒りにまぎれて傷つきや哀しみが表れてませんか。

その目の中には驚きと共に、親を求める必死さが無いですか。

その顔が恐怖にひきつっていないですか。


言葉にふりまわされると顔をみることができない。顔をみることができないと、子どもの心を見ることができないのです。



3.子どもの気持ちを言語化する
自分の感情に支配されているとき、子どもの気持ちを想像することは簡単ではありません。
とっさには無理ですが、怒りがおさまった夜に、自分の感情をそっと外して、子どもの顔と気持ちを想像しそれを言語化してみる。
悲しそうだった 怒っていた 怖がっていた
求めていた 1回2回では無理です。 できたりできなかったりを繰り返しながら、ちょっとでも子どもの顔を観察し、気持ちを想像し、それを言語化する訓練をしていったら 子どもとの関係は変化していくはずです。