· 

虐待 逃げたい

これは虐待かもしれない

と思うとき

 

親であるあなたは、苦しさや自責感やこれからの不安に押しつぶされそうになり、逃げたい、消えたい、死んでしまいたいと思ったりしますか?

 

でも子どものために生きなきゃいけない。

 

逃げたい、消えたい、死んでしまいたいというのは今の苦しさから抜けたいってこと。

 

じゃあどうしたら抜けられるの?どうしたら変えられるの?わたしも子どもも。

何をどう変えたらいいの?

 

 

 

-----------------------------------------------------------

1 逃げたい、消えたい、死んでしまいたい

  は身体からのメッセージ

2 休まないと命が危険にさらされる

3 だけど休むなんてできない

-----------------------------------------------------------

 

 

 

1 逃げたい、消えたい、死んでしまいたいは身体からのメッセージ

どんなに借金が膨らんでも、死という選択だけではないのは、通常の感覚なら理解できます。

 

不安という感情、人に迷惑をかけたくないという価値観、自分には力が無いという思い込みが無ければ、なにか対策はあるはずだと調べたり動いたりできる。その借金を返せる可能性はいくらでもある。

莫大な借金を返済したという話もききます。

 

どんなに今の状況が困難でも、今後の不安、ひどい親だと思われたくないという価値観、自分には力が無い、もう出せない、という思い込みがなければ対策は無数にあるんです。

 

不安、偏った価値観、力が無い感というのは、心が追い詰められたうつ状態になってるからです。

それは身体からの「助けて!」メッセージなんです。

 

 

 

2 休まないと命が危険にさらされる

人間は動物の一種だから、自分の命を守ろうという本能があります。

太古の昔、狩りをして食べ物を得ていた人間の祖先は、自らも捕食者から身を守らなければならなかった。

大きな獣は牙も爪も大きな体もない人間を、「集団で無い時」「夜」「弱っている個体」を選んで襲って食べたから

弱っては命に関わったのです。

 

疲れて弱ることは命の危険となる。

 

だから疲れたら休む。身体を動けなくして休ませる、本能があるのです。

 

 

身体が「休め」と言っている。

 

 

 

 

 

 

 

3 だけど休むなんてできない

 

できないですよ。ほんと。

 

そんな簡単に休めるんならとっくの昔にやっている。

 

 

いったいどこで?どうやって?

分刻みでの家事と子どもの世話。

まとわりつく子どもの手と目は親には刃物のように突き刺さる。

その上パートナーやその親の理解の無い一言が、身体を切り裂く中での

 

 

休む。

 

 

  

それでもどこかに隙間がないかなと探します。

週1の掃除機は2週に1回に、晩御飯は1品減らして冷食に。

冷食が嫌だ、おいしくないものは余計に悲しくなる、というのならこう考えたらどうかな。

子どもにキレる、とおいしくないものを食べる、どちらがまし?

 

嫌な質問ですね。

でも今だけ。

 

子どもも自分も、環境も変化するんです。

 

いつまでもじゃない。

今、

 

今日、

 

キレないために、子どもに笑顔をみせるために

ご飯や掃除やお風呂を犠牲にする

 

パートナーとのこともあるでしょうね。

なんでも簡単じゃない。でも

あなたはここまでなんとかやってきた。

 

 

 

少しだけ身体を休ませる

 

何も考えない時間を作る

 

 

30分でも15分でも。

 

 

 

捕食者の獣と戦う体力を溜めるのです。

 

 

その蓄積が、今日を乗り切る方法なんですけど 

 

 

どうでしょうか?

 

あなたはどう思いますか?