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虐待の「~べき」と、キャリアとか希望とか

虐待が「~べき」からきている方が結構いらっしゃるというお話をしました

それでもいいじゃん、という話です。

 

ameblo↓ 

虐待「~べき」は子どもへの愛なのよ

 

一人一人の価値観はその方の強みになり、キャリアになる、そしてそれは希望になる。というお話をします

 

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1 大したキャリアではないけれど私の話

2 あなたの価値はここから発揮される

3 虐待と「~べき」

4 希望

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1 大したキャリアではないけれど私の話です

 20代 実家の近所の工場の事務

 30代 子育て

 40代 パート

 45歳 フルタイム仕事

 53歳 産業カウンセラー資格取得

 54歳 キャリアコンサルタント資格取得

 59歳 基本は事務、かすかに個人でカウンセラーのお仕事ができるようになる←今ここ

 

合間に不思議な縁(好きだからやったこと)があります

 30代 子育て中に区民センターで安いゆるいイラスト教室に子どもと10年通う

 30代 そのころまだあまり皆が持っていなかったPC(windows98)を買ってPC教室に通う

 40代 家から10分のパソコン教室でインストラクターに採用される

 40代 そこでHP作ってるおたく同僚にHP作成を教えてもらう

 40代 ファミリーサポート協力会員になり、発達障害の子どもや大人のお世話などを行う

 40代 友達から「シーラという子」(虐待の本)を教えてもらう

 

全くキャリアは偶然の産物だと感じますが、同時に心の深いところで意図してやりたいことにゆるくつながっていることに今気づいて驚いています。

 

キャリアは偶然の産物だと言ったのはクランボルツですが、その偶然を意図して呼びよせる要素が

「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」。

さてわたしは「好奇心」は強いけれど、「持続性」や「冒険心」は弱いと思っています。

全部無くてもいいし、それらが無くてもキャリアは勝手に積みあがっていくとも思います。

 

2. あなたの価値はここから発揮される

私のやりたいことは53歳から始まりました。

その前に30代40代に好きなこと興味のあること、不思議なご縁という点がいくつか有り、それが50代からつながって線になり面になってきたと感じます。

あなたは今何歳ですか?

子育て真っ最中のあなたは、たとえば53歳まであと何年ありますか?

 

子育てはいやおうなしに20年前後でいったん区切りがきます。(成人したら一人前と思うなら)

そのあとにあなたの価値を発揮する。あなたにしかない、あなたの価値観、考え、好きなもの興味のあるもの、やってきたこと、不思議なご縁という点が線となり面となったとき、あなた以外の誰一人として同じ面を持っている人はいません。

それがあなたのキャリアです。

そこから何を生み出すのか発揮するのかはそれもあなた次第です。人の役に立てる?お金を稼ぐ?のんびりしたいならその方法もあります。

そのための準備はいつからでも始められます。

 

3. 虐待と「~べき」

 もしかしたらあなたの現在の事態は深刻で、児相の保護、家庭内暴力、夫からのDV、愛する子どもへの暴力と苦しみ

病気や障害や経済的なこともあるかもしれない。コロナの不安だっていつも心を覆っている。

そしてあなたが思っている「~べき」はあなた自身です。

「~べき」はあなたの価値観で、それは誰かに否定されもたり評価されたりするものではなく、あなたの強みです。

その強みはいつかあなたのキャリアに貢献する。

 

良い学校の大切さ、環境や友達の大切さ、子どもの反抗、自分の苦しさ、葛藤と対策、考えたこと、その結果。学校に入ってから、社会に子どもが出てからの影響。すべてがあなたの成果であり、それを考え、行動したこと、体験がキャリアになり強みになるのです。 

 

4. 希望

「ショーシャンクの空に」を観たことがありますか。

テーマは「希望」。なんかストレートで気恥ずかしいですね。

 

最近、認知行動療法から進んで広がってきている心理療法のひとつに「ACT」というものがあります。

wiki↓

アクセプタンス&コミットメント・セラピー

 

「ACT」の目的は、困難な気分を取り除くことではなく、むしろ私たちが自らの人生と共に今この瞬間に留まり、価値づけられた行動へと向けて前に進むこと(wiki引用)

ざっくり言うと、現在の困難だけをみるのではなく、希望を見ようということです。

(ざっくりし過ぎか・・・)

 

簡単ではない。

 

この困難の中で希望だなんて。

 

でもだからこそ少しでも多くの視点を増やす、

希望の視点を今より増やすことにエネルギーを使うのです。

 

人生を時系列でみること、キャリアの視点、自分の強み、そして希望を見ること。

あなたにはこの課題を解決する力があり、その未来は必ず訪れる。

 

それを信じることが「希望」なんだと思います。